幸福な未来は計画出来るのか?

何かと大変なことの多い毎日。せめて一日の終わりに、ほんのひととき自分と向き合い、幸福な未来について考えることを習慣にしてみたいと思い立ちましたが。。幸福な未来への第一歩となりますでしょうか。

幸福な人生の残り時間とお金(5)

シリーズ第五回目です。

前回、60歳退職時必要資金が、約3440万円という一応の試算結果が出ましたが、恐れていた通り、なかなかの金額となってしまったことから、これを少しでも緩和するために、今何か出来ることはないかと、もう少し知恵を絞って考えてみたいと思います。

勿論、サラリーマンという職業上、なかなか「ウルトラC」は無いのですが、いろいろとそちらの系統のブログやら書籍をそれなりに読み漁って来た私としては、幾つか検討中、取り組み中のオプションがあります。

1)家計の無駄の見直し(基本)

昔から決して余り無駄遣いをする方ではなかったのですが、少し前の記事に書いた通り、これまで引っ越しが多かったことも有り、また日々の仕事や毎月の出張等でいつもせわしなく過ごしていたことも有り、正直家計収支を細かく管理したことがありませんでしたが、ちょうど2年前のある日、とある方のブログを読んだところから、「天からの声」に啓発されるように、突然無駄な支出の見直しに動き、意味不明に月会費を徴収されているメンバーシップや、特典の少ないクレジットカードの整理、新聞雑誌等の徹底解約、携帯電話契約の格安SIM化、生命保険の見直し(不要な契約の解約)等一気に動きました。ちょうどブームになりつつあったPAYPAYやLINEPAY、これまで見向きもしなかったPONTAやdポイントなどの収集、薬局のポイント集め等にも熱が入り、貯まりまくっていた航空会社のマイルの活用方法も高度化しました。結果年間の無駄遣いと、ポイ活の効果は、20万円ほどの成果を上げることになりました。結構大きいですね。(もっと早く気づいていれば良かったです( ;∀;)。。)

2)配当金目的の株式投資

これまでアメリカを中心に海外生活も長く、大学はビジネス専攻、仕事としては様々な投資案件を担当して来たのにもかかわらず、自分での投資というものを余りやって来ませんでした。(せいぜい優良企業の社債やCD、MMF等、安全運用に少し手を出したくらいです。)何といっても、バブル世代の私にとっては、学生時代に経験した、あの「バブル崩壊」、日経平均株価の暴落・長期低迷、不動産価格の暴落の印象が強すぎて、「株式投資=危険」という典型的な前世代型の駄目な日本人の思考パターンから抜けられませんでした。(「金持ち父さん」に怒られそうです。。)しかし、社会人生活も30年近く、この間少しでも投資をしていたらとデータを眺め返すと、投資をした場合としなかった場合の資産形成力の差に愕然とせざるを得ません。そこで、本当に遅ればせながら、少しずつですが株式投資をはじめました。もともとファイナンスの勉強を結構していた関係もあり、また仕事柄、各国経済情勢には常に気を配っていますので、実践はともかく知識だけはそれなりにあったことから、自分で投資方針を決めて運用することにしました。現在は、国内株式、海外株式、海外REITが中心のポートフォリオで、2月頃までは順調に行っていたのですが、目下コロナショックの洗礼を受けて時価評価では水面下で格闘中です。でも、余り株価の変化は気にせず、配当Return5%(税引き後4%)を目指して、安定有力高配当銘柄と株主優待銘柄を買い続け、保有し続けようと考えております。当面の目標は、月10万円の配当収入を産み出すポートフォリオですが、構築までにはまだ時間が掛かりそうです。単純計算ですが、投資規模が3000万円になると税引き後4%の配当で、年間120万円の「じぶん年金」がひとつ完成することになります。(30年前に始めておけば良かったことは言うまでもありません。せめて、10年前に始めていれば。。(;_;)/~~~)